タイヤは溝がなくなってしまうと車検に通りません。ではどれほど溝がなくなってしまうと車検に通らないのでしょうか。
なぜ溝が無くなると車検に通らない
そもそも車検がある理由ですが、車検は車の不具合がないか点検して、安全に運転出来るようにあるのもです。
ブレーキに不具合があれば、止まらない=危ないから車検に通りませんし、タイヤも同じです。タイヤも溝がなくなってしまうと滑る(特に雨の日)ので、車検に通りません。
タイヤがツルツルだと、車検に通らないから交換するのではなく、危ないから交換する。これを意識してください。
スリップサインが車検に通るかどうかの目安
タイヤの溝をじっくりみてみましょう。写真のようにタイヤの溝の部分にスリップサインと言われるものができています。タイヤの溝がこのサインと同じ高さになると車検には通りません。
このスリップサインはタイヤの1週に6箇所ありますが
※1箇所でもこの高さになっていると車検には合格できません。※
外側は溝があるが内側がない、外側だけない、といったものはどれも車検に通らないので注意が必要です。
特に内側だけすり減ってしまっている偏摩耗は、車の他の部分にも問題が発生している可能性がありますで注意してください。
それまでに沢山予兆がでる
一般的に使用するにおいて、実際に車検に通らないほどに溝がすり減る前には
表面のひび割れ
ロードノイズの増加
乗り心地の低下
などの前兆がみられる事が多いです。これらはタイヤが古くなった事によって出てくる症状ですが、古くなる=それだけ走っているとも考えられます。そうなるとタイヤ交換が必要になってくる可能性が出てきます。
タイヤ交換も安くなったとはいえある程度まとまった費用が掛かるものです。整備を先延ばしにして放置しておくことがあなたにとっても周りにとっても危険なことです。
そうならないように実際に使用限界ギリギリ使用するまでに自分のタイヤの状態を把握しておき、早めにタイヤ交換の準備をしておきましょう。
わからない事があればお気軽にお問い合わせください。
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