タイヤ交換をお願いする時の工賃を見ると脱着、組み替えなど3つ程作業内容が書いていたりしますよね。今日はそれぞれがどんな作業をするのかをご紹介します。

タイヤを交換するには大きく3つの作業をする。
タイヤを交換する、と一言でいってもその作業は大きく3つに分けることができます。脱着、組み替え、バランス調整、これらを行って最後に取り外したタイヤを処分してタイヤ交換が終了します。
自分の車は街乗りしかしないからバランスはいいよって方も極々稀にいらっしゃいますがおススメしません。乗り心地の悪化で済めばまだいいですが、最悪の場合は自動車本体の故障を招き、数千円の工賃をしないが為に数十万円の工賃を払う場合もあります。
なので、これら3つの作業を1つづつ解説していきますね。
①脱着

脱着とは、自動車からホイールを取り外す作業です。タイヤはホイールに装着されていますよね。そのタイヤを交換するにはまずホイールを車両から取り外さなければいけません。
これが脱着という作業で、車両をジャッキで持ち上げて、ホイールを車両から取り外します。
タイヤ交換の作業後に車両へホイールを取り付けるところまでを脱着と言います。
②組み替え

組み替えとは、ホイールから古いタイヤを取り外し、新しいタイヤを組み込むことです。これをしないと新しいタイヤを取り付けることができません。
これがタイヤ交換の中心の作業ですね。バルブの交換作業をセットで行う場合はこのタイミングで行います。
これがタイヤ交換の中心の作業ですね。
昔は手組みといって、レバーだけで組み替えしていましたが、今では便利なタイヤチェンジャーという機械がありますのでそちらを使って交換します。
③バランス調整

タイヤは実は丸くありません。組み替えしたその状態で走行すると、羽が1つかけた扇風機のように振動が発生してハンドルが震えます。
なので、タイヤのバランスを測定し、重りを取り付けることでそのバランスを調整するわけですね。この作業を行うことでハンドルの振れがかなり軽減されます。
※高速道路でハンドルが振れる場合はこのバランス調整がしっかりできていない場合があります。
④廃タイヤ処分

最後に取り外したタイヤを処分してタイヤ交換は完了です。廃タイヤを処分しないと取り外したタイヤを持って帰らなければならなくなります。しかもタイヤはゴミの日に出せません。
一部再使用したいから持って帰りたいというかたもいらっしゃいます。その場合はお気軽にお申し付けください。
4つ揃ってタイヤ交換
これら4つの作業を行って初めてタイヤ交換となります。どれも欠かすことのできない作業です。
4つ合わさった料金でタイヤ交換の工賃となりますので、1つ1つの作業の必要性を知って頂いた上でご来店お待ちしております。
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